今回は、『所得』というものについて基本的な概要から種類などについて詳しく解説する内容の記事となっています。
概要や種類を知りたいな~。
こんな悩みを解決していきます。
・所得の概要について
・所得の種類について
・所得について知るメリットについて
これらを解説していきます。
当たり前のように聞く言葉ではありますが、しっかりと理解しておくことで今後の人生に役立つ内容となっています。
それでは解説していきます。
所得の概要について

まず初めに、所得についての概要を解説していきます。
所得とは一体何なのか?
基本的な部分となっています。
簡潔に所得を解説
所得とは一体何なのか?
それを非常に簡単に解説すると以下の通りです。
【所得】
・経済活動、資本、労働、土地から得られる報酬から必要経費を差し引いたものを所得といいます。
労働から得られる所得が一般的ですが、労働を必要としない利子や土地から得られる報酬も所得と言います。
所得とはこの二つが大きな分類と言えてそれぞれが
・労働所得(労働が主)
・不労所得(労働を主としない)
と言います。
所得の種類について

次に所得の種類について詳しく解説していきます。
先ほど大きく分けた労働所得や不労所得
また、その他の所得の3つを解説していきます。
労働所得の種類
労働所得の中の種類を解説していきます。
【種類】
・給与所得:給与所得とはいわゆる『給料』のことです。一般的な所得で、労働を主としその対価として受け取るもの。給料、賃金、賞与などが該当します。
・事業所得:商業、農業、工業など自ら事業を起こしそこから得る所得。ジャンルは様々で給与より大きな所得が見込めるものです。
主にこの2つが『労働所得』と言われるものです。
世にいる多くの人がこの労働所得を主として生活をしていて、最も身近な所得と言えます。
不労所得の種類
次に不労所得の種類を解説していきます。
【種類】
・不動産所得:土地やマンションを貸してそこから得る利益のこと。多く知られているのはマンション経営など。
・利子所得:社債や預金の利子から得る所得。国外の預金は高金利の場合も多い。
・配当所得:株式から得る配当所得のこと。一定の株式数にならないと大きな所得は得られない。
主にこの3つが『不労所得』と呼ばれるものです。
この所得を大きく活用することで、収入アップや自由な生活が実現可能となっていきます。
その他の所得の種類
最後にその他の所得の種類を解説していきます。
【種類】
・雑所得:年金や仮想通貨の売買益などどこにも該当しない所得のこと。
・一時所得:生命保険の一時金や賭博で得た一時的な所得のこと。
他にもありますがこの2つが主な『その他の所得』になります。
最近話題の仮想通貨などで得た売買益も、このその他の所得に分類されます。
その他の中でも雑所得は多くの税金がかかるので注意が必要です。
所得について知るメリットについて

最後に、所得について知ることでどのようなメリットがあるのかを解説していきます。
視野が広がる
一般的な人は『労働所得』、いわゆる給与所得や事業所得を得ている人がほとんどです。
しかし、世の中にはその他にも所得が存在しています。
『不労所得』であったり『その他の所得』であったり、、、
先ほど種類を解説した中でもあるように、所得には沢山の種類があります。
それはつまり、それだけ所得を得られる方法がある事を意味しています。
今現在、一般的な労働所得しか知らなかった人は様々な所得があることを知ることで”視野”を広げていくことに繋がります。
税金の計算方法を知ることができる
所得にはそれぞれ『税金』がかかります。
また、その税金のかかり方も大きく分けると『総合課税』と『分離課税』というものに分けられます。
所得について知ったり、実際に得たりすることで、税金の計算方法を知ることができます。
【課税の方法】
・総合課税:所得を一括して計算し、その合計に対して課税を行う。
・分離課税:総合課税とは逆で、所得を分けてそれぞれに対して課税を行う。
この課税の方法は所得の種類に応じて行います。
このような事も、所得について理解することで知ることができます。
まとめ
今回は、『所得』についての基本的な概要や種類について詳しく解説した記事となっています。
・所得とは一体なんなのか?
・所得の種類とは?
・知ることで得られるメリットは?
といった、本当に基礎的な部分を解説してきました。
誰もがどこかしらで『所得』というものを得ているにもかかわらず、それについて詳しく理解している人は少ないと思います。
「自分がもらっている所得とは一体何なのか?」
しっかりと理解し、視野を広げるきっかけや税金の仕組みを理解するきっかけになってくれればと思います。