今回の記事では、夢の不労所得を得られる『高配当ETF』について解説していきます。特に米国の高配当ETFは非常に人気です。それらも詳しく解説していきます。
人気のETFはあるの?
こんな悩みを解決していきます。
・高配当ETFの基礎知識
・米国高配当ETFおすすめ3選
・投資する際の注意点
これらを解説していきます!
ETFの基礎について詳しく解説した記事もあるので是非そちらも読んでみてください!

配当利回りの高い『高配当ETF』とは?

まず初めに『高配当ETF』とはどういったものなのかを解説していきます。
基礎的な部分から解説していきます。
『高配当ETF』の概要
[高配当ETF]
高配当ETFとは、配当利回りが高いETF(上場投資信託)のことを言います。通常の投資信託に比べて、今後の配当利回りが高いと予想されている銘柄ばかりを集めた上場投資信託です。
『高配当ETF』では高い配当利回りのある銘柄を数十社集めた上場投資信託で、配当に関してのエキスパートをかき集めているETFとなっています。
配当利回りとしては[3.5~5%前後]を平均して出しており非常に高配当といえます。
例)
高配当ETFに[100万円]投資していれば年間[3.5~5万円]の配当を期待できる。
※あくまでも税引き前なので税引き後はもう少し下がる
『米国高配当ETF』の人気銘柄3つをご紹介!

ここからは『米国高配当ETF』の中でも人気の銘柄3つをご紹介していきます。
特に米国のETFは高配当で人気のものが多いです。
それらを中心にご紹介していきたいと思います。
「S&P500」の中から高配当の銘柄を集めた『SPYD』
『SPYD』は米国を代表する指数に連動した企業500社から、特に高配当の80社を集めたETFです。
[特徴]
・「S&P500」という米国を代表する指数に連動している為、高配当であることが優先で集められている。
・株式とREIT(不動産)を組合わせた構成となっている
・トータルリターンよりも高配当重視
このような特徴があるのが『SPYD』です。
横文字が並んでいて小難しい感じもあるので、初心者には向かないと思われがちですが初心者の方にも非常におすすめの『高配当ETF』です。
「S&P500」に連動してるというのはもちろん、ここまで高配当の構成になっていて分散投資が出来るETFは中々ありません。
米国高配当ETFの中でも非常に人気の高い『VYM』
投資を行っている人なら一度は耳にしたことがある「バンガード社」のETFでもあるのがこの『VYM』です。
[特徴]
・バンガードと呼ばれる投資家からも信頼のある会社のETF
・信託報酬が[0.06%]と非常に低い
・組み入れている銘柄は400以上と非常に多い
このような特徴があるのが『VYM』です。
投資家から信頼があるETFで、多くの方が保有していいる人気の高いETFです。
世界的に有名な経済危機「リーマンショック」も乗り越えてきたETFでもあり、これからの逆境にも打ち勝つと期待されているETFでもあります。
エネルギー関連の企業を多く組み込んだETF『HDV』
世界最大の規模を持つ資産運用会社である「ブロックロックグループ」が運用しているETFが『HDV』です。
[特徴]
・エネルギー関連中心でヘルスケアや生活必需品関連の企業を多く組み込んでいる為、非常に安定的
・世界最大の資産運用会社が運用しているため信頼度が高い
・高配当はもちろんキャピタルゲインも狙える
このような特徴があるのが『HDV』です。
「エネルギー・ヘルス・生活関連」が多く、セクターは他のETFに比べ偏ってはいますが、安定的で高配当であることから非常におすすめのETFでもあります。
『米国高配当ETF』に投資する際の注意点!

最後に米国の高配当ETFに投資する際の注意点を解説していきます。
「ここは絶対に注意すべき!」
という点なのでしっかりと理解しておきましょう!
絶対に抑えておくべき『注意点』
①自動で再投資や積立はできない
②配当金の再投資は外貨で行う
この2つは注意しましょう!
前回の記事でも解説したようにETFは自動積立はありません。また、配当金の再投資も自動では行われない為、自分で行う必要があります。
この時にポイントとなるのが2つ目の注意点である「外貨で行う」という部分です。
米国のETFでは配当金をドルで受け取ります。
その際、[円]を[ドル]に変えて再投資を行う必要があります。
配当金再投資の際、配当金を一度[円]に変え再び[ドル]に変えるのは絶対にNGです。
これをすると2重で手数料を支払うことになってしまうからです!
投資において「手数料」が一番の敵です!!
まとめ
今回の記事では高配当ETFについて解説してきました。
おすすめのETFで、特に米国の有名な3つのETFや注意点もご紹介してきました。
この記事を参考に高配当ETFへの投資を検討してみてはいかがでしょうか?