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【米国株】ETFに投資を行う前に必ずチェックすべきポイント7選!【投資】

今回は、ETFに投資を行う前に必ずチェックすべきポイント5選をご紹介していく内容となっています。

特に米国株についての内容となっています。

金太くん
金太くん
ETFに投資する前に必ずチェックしておいたほうが良い事はあるの??

こんな悩みを解決していきます。

5つのチェックポイントをそれぞれ分かりやすく解説していきます。ETFに投資を始める前に必ず押さえておきましょう!

ETFの基本的な内容や米国ETFについて書いた記事もあるので一緒にご覧ください!

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①下落幅の把握

いくら人気の投資商品といえど、投資をしていく中で相場が下落局面に陥るということは必ず起きます。

過去統計データなどを元に自分が投資先に選んだ『ETF』の下落相場時の幅を把握しておくことが大切です。

米国の代表的なETFを例に挙げてみます。

『SPYD』:-13.3%

『HDV』:-13.6%

『VYM』:-51.7%

このような数値となっています。

『VYM』がなぜここまで下落幅が大きのかというと、リーマンショックを経験していることが要因となっています。

安定的な投資商品であるETFでさえ[-50%]近く下落する可能性があります。

それを事前に知っているかどうかで”精神的ストレス”は大きく変わってきます。必ずチェックしておきましょう!

 

②手数料水準の把握

株式を保有することで発生する手数料を把握することは非常に重要です。

手数料の主なものが「信託報酬」と呼ばれるものとなっています。

[信託報酬]

投資信託保有している間に、一定の割合で差し引かれる運用に関わる手数料のことを指します。
毎日一定の割合で自動的に差し引かれ株価に反映されることが特徴です。

先ほど例に挙げた3つのETFに関しては信託手数料は非常に安く[0.1%以下]となっています。

ここまで低い水準であれば全く問題はないのですが、中には[1~2%程度]かかる投資信託も存在しています。

ETFなど長期的な目線で投資を行う際には高ければ高い程、リターンを下げてしまうのでしっかりと把握しておくことが重要です。

 

③分散度合いの把握

ETFには多くの銘柄が中に存在していてそれだけで分散がなされています。

「その中でもどれくらいの銘柄数があるのか?」

といった分散度合いを把握することが重要です。

『SPYD』:80銘柄

『HDV』:75銘柄

『VYM』:399銘柄

これら3つのETFでは、それぞれこのような銘柄数になっています。

この3つのETFに関して言えば、かなり分散がなされているといえます。

分散を意識した投資信託を選ぶ場合は[50銘柄]を目安に選びましょう。

 

④セクター構成の把握

銘柄数で分散度合いを把握することと一緒に、ETFの中身がどのセクターで構成されているのかどうかも非常に重要です。

セクターに関してはこちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

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⑤配当利回りの把握

配当利回りを把握しておくことも、今後どの程度のキャッシュフローを得られるのかの指標になるため非常に重要です。

[配当利回り]

株式や投資信託を購入した際、その購入価格に対して1年間でどの程度の配当リターンがあるのかを示す指標となっています。
配当利回りは[(配当)÷(株価)]で求めることが可能です。

先ほどから例に挙げているETFを配当利回りの高い順に並べると

①SPYD
②HDV
③VYM

このようになります。

配当利回りが高いということはその都度かかってしまう税金は高くなるため、マイナスの側面ももちろんありますが、それを凌駕するほどの「配当金とい不労所得を得られたという実感」があります。

その為、配当利回りがどの程度あるのかをしっかりと把握しておくことが大切です。

 

⑥資産運用会社の把握

ETFに関わらず金融商品を選ぶ際に資産運用会社を把握するのは非常に重要です。

信頼度をはかるうえでも必ず確認しておきたい要素となります。

例に挙げているETFに関して言えば米国を代表する3つの資産運用会社によって運営が行われているため、信頼度が高いといえます。

・バンガード
・ブラックロック
・ステートストリート

「米国といえばここ!」という程、非常に有名な運営会社なので非常に安心です。

また米国では、資産運営会社が倒産してしまった際にも資産が保全されるように「DTC」と呼ばれる方法が採用されているのでより安全と言えます。

 

⑦指数からの乖離を把握

ETFは特定の指数と連動するよう運用されている投資商品です。

ほとんどの場合、ある指数に沿った価格推移になるのですが、先ほども説明した”手数料”などの影響により少し乖離してしまう場合があります。

例に挙げているETFに関して言えば乖離率は非常に低いので問題ないのですが、選ぶETFによっては大きく乖離してしまう場合があるので把握しておく必要があります。

乖離が大きいETFなどを保有し続けてしまうと、今後マイナスリターンになってしまう可能性が高くなるので注意しましょう!

 

まとめ

今回はETFに投資を行う前に必ずチェックすべきポイント7選をご紹介してきました。

いずれのポイントもしっかり把握しておけば、安心したETFへの投資を行うことが可能です。

投資には100%の正解はありません。

自分に合った投資スタイルを見つけていき、その一つとしてETFへの投資も検討してみてはいかがでしょうか?

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