今回の記事では、現役のアパレル店員である僕が選ぶおすすめの『ドメスティックブランド』をご紹介して行きます。
おすすめのブランドはあるの?
このような悩みを解決していきます。
・ドメスティックブランドの基礎や魅力
・おすすめのブランド5選
基本的な部分から、おすすめのブランドまで解説していきます。
『ドメスティックブランド』って何?

そもそも『ドメスティックブランド』って何??
という方もいるかと思います。
まずはじめに『ドメスティックブランド』とはなんなのか基本的な部分や魅力を解説していきます。
『ドメスティックブランド』の基礎
[ドメスティックブランドとは]
ドメスティックブランドを一言で表すと「国内ブランド」のことを指します。
ドメスティックとは”domestic”の意味で”家庭内の””国内産の”などの意味があり、そこから来ています。
よくアパレルショップなどに行くと
と言われた経験のある方もいるかもしれません。
ファッションの専門用語なので響きは小難しいですが、『日本国内発祥のブランド』ということで特に難しい意味はありません。
『ドメスティックブランド』はファストファッションやセレオリなどとは違うものなので注意しましょう!
例)
ファストファッション…ユニクロ、WEGOなど
セレオリ(セレクトショップオリジナル)…ビームス、ユナイテッドアローズなど
『ドメスティックブランンド』の魅力
[魅力]
・デザイナーのコンセプトが反映されやすい
・ディテールへのこだわりが強い
・日本人向けに作られている服
『ドメスティックブランド』にはこのような魅力があります。
日本人の国民性もあるのでしょう、作る人により「思いや・コンセプト」が異なるという一面を持っています。
また、職人気質のある日本人ならではのディテールへのこだわりも素晴らしいです。ステッチの間隔、使用する素材、サイズ感までこだわりが盛り沢山のアイテムが多いです。
日本人の方が作っているということもあり、日本人の体形に馴染む造りになっているのも魅力の一つです。
おすすめの『ドメスティックブランド』5選!
ここからは現役のアパレル店員でもある僕が選ぶ、おすすめの『ドメスティックブランド』5つをご紹介していきます。
最近話題のブランドや昔から愛されているブランド、新進気鋭のブランドまでご紹介していきます。
日本ブランドを引率してきた『COMME des GARCONS(コムデギャルソン)』
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創設:1969年
デザイナー:川久保玲氏
コンセプト:「社会に流されない自立した女性」
常に日本のトップを走り続けるブランド『コムデギャルソン』は、世界中の人々から愛されるドメスティックブランド。
特徴としては、モノトーン長のアイテムが多く独創的なアイテムが非常に多いです。
元々はウィメンズ的な要素の多いブランドですが、今では様々なラインが展開されていて老若男女誰にでも愛されるブランドとなっています。
「シンプルだけどどこか他とは違う」そんな服を探している人にはおすすめです!
ナイキとのコラボで話題のブランド『SACAI(サカイ)』
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創設:1999年
デザイナー:阿部千登勢氏
コンセプト:「日常の上に成り立つデザイン」
最近スポーツメーカーで有名な「ナイキ」とのコラボで一躍有名になり、日本を代表する『ドメスティックブランド』へと変貌を遂げました。
詳しくはこちらの記事で解説しています!是非ご覧ください!

ストリート×モードのミックスタイル『FACETASM(ファセッタズム)』
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創設:2007年
デザイナー:落合宏理氏
コンセプト:「遊び心を忘れてはいけない」
東京にあるファッションの学校として有名な「文化服装大学」を卒業し、服作りに触れ自身のブランドを立ち上げました。
「ストリート×モード」のミックススタイルを感じさせる服が多いのが特徴です。
このミックススタイルの中にはコンセプトでもある「遊び心」を感じさせるアイテムも多くあり、型にはまらないファッションを体現しています。
ミックススタイルのファッションをより感じたい方には非常におすすめのブランドです。流行りのスニーカーにもマッチするアイテムが多いです!
古着のテイストを残したキレイ目アイテム『N.HOOLYWOOD(エヌハリウッド)』
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創設:2002年
デザイナー:尾花大輔
コンセプト:「古着をベースに新たなコンセプトや価値観を加える」
ブランドを立ち上げた尾花氏は元々、古着屋で働いており自身も初めは古着屋をオープンさせた所から始まっています。
元々が古着での始まりといこともあり、古着のディテールを残しつつ今っぽいシルエットや着心地にもこだわっています。
印象としてはキレイ目で使いやすいアイテムの中にヴィンテージ感を残しているアイテムが多く、古着やストリートアイテムと合わせるのがおすすめです。
独自のスタイルを貫く新進気鋭の日本ブランド『JIEDA(ジエダ)』
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創設:2007年
デザイナー:藤田宏行
コンセプト:「ニュートラル(どちらにも偏らない様子)」
2007年に、島根のセレクトショップ「KIKUNOBU」のオーナーである藤田氏が始めたブランドです。
コンセプトにあるように「ストリート」でも「モード」でもない独自性の高いアイテムが多く存在しています。
・「極端に丈が長い」
・「反対に丈が短い」
・「ラミネート素材」
・「切り返しデザイン」
このように他ではなかなかないデザインが豊富で、ルックを見ているだけでもわくわくさせられるアイテムが多いです。
新たなジャンルを開拓していきたい人には非常におすすめのブランドです。
まとめ
今回は『ドメスティックブランド』について解説していきました。
そもそも『ドメスティックブラン』とは何なのか?という基礎的な部分から、おすすめのブランド5つもご紹介してきました。
ここに紹介していない中にも沢山の魅力的なブランドが存在します。
この記事をきっかけに自分の気になる『ドメスティックブラン』を試してみてはいかがでしょうか!