今回のブログでは『つみたてNISA』とはどのようなものなのかと、投資初心者の僕が始めた理由、やっていく中で分かったメリットやデメリットを解説していきたいと思います。
始めるにあたってメリットやデメリットも知りたいな~
そんな悩みを解決していく内容となっています。
・つみたてNISAとはどんなものなのか知りたい
・始める前にメリットやデメリットを知っておきたい
つみたてNISAに興味を持っていて、これから始めようと考えている方にはとても役に立つ内容となっています。それでは解説していきます!
積立NISAって何? 初心者でもわかるように詳しく解説!

積立NISAを知る前にまずは『NISA』というものを知る必要があります。
[NISAとはなにか?]
NISAとは「非課税で株式の運用ができる制度のこと」です。通常株式を運用していくには合計で21.315%の税金がかかります(内訳:所得税15.315%+住民税5%)。
しかし、このNISA制度を用いて口座を作れば、運用する際ににかかる税金が課税されず、得た利益が全て自分のものになるとてもお得な制度なんです。
ここまでで『NISA』というものがわかったかと思います。
ここからは、僕が始めたつみたてNISAをざっと説明していきます。NISA制度には通常のNISA口座とつみたてNISA口座の2種類があり、その中でも今回僕が始めたのは積立NISAと呼ばれるものです。
[つみたてNISAとは]
通常のNISA口座とは違い、毎月決まった額を積み立てていく方式で行っていく。以下の条件で積立を行っていきます。
・20歳以上で日本国籍のある人
・運用期間は最大で20年(2018年~2037年の間)
・年間投資額は最大で40万円(月々33,333円)
・累計非課税投資上限額は800万円
・投資方法は定期か積立のみ
・投資商品は投資信託やETFなど
このような条件下で投資を行っていくのが『つみたてNISA口座』になります。金額は最低数千円からも積立てることが可能なので手軽に始められるのも魅力の一つです。
このように、手軽に始められるので僕自身もつみたてNISAを始めました。
つみたてNISAのメリットは? 手軽に始められる積立NISAはメリットが豊富!

『つみたてNISA』には投資初心者の方でも始めやすいようにメリットがいくつかあります!
今回は楽天証券で積立NISAを行っている僕が感じているメリットをご紹介していきます。つみたてNISAの通常のメリットから、楽天証券で実際に運用してみてのメリットもご紹介していきます!
つみたてNISAで株式運用を始めようと考えている人はもちろん、楽天証券での運用も考えている方は是非知っておきましょう!
メリット① 少額からの投資が可能!
手軽に始めることのできる『つみたてNISA』の最大の魅力でもあるのが、少額から投資が始められるとういう部分です。
証券会社によって若干の違いはあるかもしれませんが、「月々:数千円~33,333円」までの幅で自分の経済環境などに見合った投資額で運用することが出来ます!
投資というと「初期投資に結構な金額がかかるから始めにくい」と感じている方も多いかもしれません。しかし、つみたてNISAなら月々数千円から本格的な投資が行えます!
手軽に始められるのは非常に嬉しいですよね!
メリット② ドルコスト平均法でリスクを回避!
つみたてNISAは「ドルコスト平均法」といわれる投資手法で投資を行っていきます。
ドルコスト平均法とは…定額で毎月決まった額を買い付けていく手法で、高値掴みのリスクを回避することが出来ます。
株価が高い時は少ない量を買い、逆に株価が低い時には多くの量を買うことが出来ます。こうすることでリスク分散をすることが出来ます。
ドルコスト平均法は立派な投資手法です。つみたてNISAを始めれば特に何も考えることなくこの手法を使っての投資になるので、知識がなくてもリスクを回避した投資を行うことが出来ます!
メリット③ 楽天カード支払いに設定すれば毎月ポイントが稼げる!
楽天証券でつみたてNISAを始めれば、楽天カードでの決済が可能になります。
楽天カード決済にすれば、毎月の積立金額100円に対して1ポイント付与されます!
月々の最大金額である[33,333円]積み立てれば、[333ポイント]が毎月付与される計算になります!
楽天証券でつみたてNISAを始めるなら絶対にカード決済をお勧めします!
そうするだけで知らない間に楽天ポイントがじゃんじゃん貯まっていくのでとてもお得です!
メリット④ 手数料がほとんど0!
楽天証券でつみたてNISAを行う場合手数料がほとんど0になります!
・買い付け手数料
・売買手数料
投資を運用する際にかかる税金がないだけではなく、投資信託の買い付け手数料や、売買に関する手数料もかかりません!
手数料は少しでもかかると地味に痛手です。そう言ったものがないだけでも非常にありがたいですよね!
つみたてNISAのデメリットは? 始める前に知っておいたほうがいいことをまとめました!

つみたてNISAにはメリットがある反面、デメリットもいくつか存在しています!
メリット同様、始める前に知っておくと便利な情報が多いので必ず押さえておきましょう。デメリットを知っておくことで、それに対する対策をすることが出来ます。
それでは注意点も一緒にご説明していきます!
デメリット① 1人1口座しか作ることができない!
つみたてNISAの口座は原則として、「1人1口座」しか作ることが出来ません。
・すでにつみたてNISA口座をどこかで作ったことがある人
・いくつかの証券会社でつみたてNISA口座を作ろうと考えている人
こういったことは原則としてできないので注意しましょう!
別々の証券会社でそれぞれ違う投資商品を運用する場合、どちらかの口座は課税のされる一般口座又は特定口座での運用になるので抑えておきましょう。
デメリット② 再利用や繰り越しはできない!
つみたて途中で売却した場合、その際に利用した分の非課税枠は再利用や繰り越しはできません!
・年間40万円の限度額が使えきれなかったからと言って、その分が来年に繰り越されることはありません
・例えば半年経ち18万円分の非課税枠を使った場合、その分を売却しても使った非課税枠の再利用は出来ません
繰り越しも再利用もできないので月々の積立金額や売却するタイミングは、計画をしっかり立てて行いましょう!
・その年の途中から始めた場合はその年だけ多めの金額で積み立てる
・基本的に途中で売却したいと考えている場合はつみたてNISAよりも通常のNISAの方がよい
以上を参考にしてみてください!
デメリット③ 新規で購入したものだけが対象になる!
現在、一般口座や特定口座で運用している金融商品を途中から、つみたてNISA口座に移すことはできません。
口座を作った段階で新規に購入したものだけが対象となります。
金融商品を移管目的での利用はできないので気をつけましょう!
あくまでも新規で積立投資をしていく金融商品に限られますので抑えておきましょう!
デメリット④ 損益計算が出来ない!
一般口座や特定口座ではできる「損益計算」がつみたてNISA口座ではできません。
損益計算とは…一定期間で行われた売買で生まれる利益と損失を合算することで相殺することが出来るというものです。
通常の口座では、損益計算をすることで最終的に残った利益に対してのみ課税がされるような仕組みになっています。
一般口座や特定口座に金融商品を持っていても損益計算はできないのでしっかりと抑えておきましょう!
まとめ
今回は『つみたてNISA』の説明をしてきました!
・つみたてNISAとは何か?
・メリット
・デメリット
つみたてNISAの簡単な説明から、メリットやデメリットの最低限抑えておきたい部分を説明してきました。
『NISA制度』は、国が国民に対して投資をしやすくするために作った制度でもあるので使わない手はないです。
この記事をきっかけに投資を始めてくれる人が増えてくれたら嬉しいです!