今回は、変更前に知りたい『格安SIM』のメリット&デメリットについて詳しく解説していく記事となっています。
変える前にメリットやデメリットについて知りたいな~。
そんな悩みを解決していきます。
・格安SIMについて
・格安SIMのメリットについて
・格安SIMのデメリットについて
この順番で解説していきます。
格安SIMに変えるには、様々な手間も多くあり初めての方は特に心配な事も多いかと思います。
そんな方には特に役に立つ内容となっています。
それでは解説していきます。
格安SIMについて
まず初めに簡単に格安SIMとはどういったものなのかを解説していきます。
前回の記事を読んでいる方は振り返り程度にお読みください!

3大キャリアよりも安い料金の通信業者
格安SIMを非常に簡単な言葉でいうと
3大キャリアよりも安い価格で使うことのできる通信サービス業者のことを言う
このようになります。
いわゆる、近年よく聞く『SIMフリー』というのがこの格安SIMにあたります。
法改正によりSIMフリー義務化がなされ、従来は大手キャリアのみでしか使用できなかった携帯がSIMを変えることで使用できるようになりました。
それに伴い格安SIM業界に進出する企業も多くなりました。
格安SIMには金額の面で大きなメリットがあり携帯料金を見直す際に検討する方も多いと思います。
金額以外でもメリットやデメリットが多く存在していいます。
ここからはそんなメリットやデメリットを詳しく解説していきます。
格安SIMのメリットについて
ここからは格安SIMのメリットについて解説していきます。
料金が非常に安い
”格安”という言葉があるように『料金』が非常に安いです。
料金の見直しとして格安SIMを選ぶ方がほとんどという程、最大のメリットと言えます。
金額の違いは以下の通りとなっています。
・3大キャリアの場合【約8,000~10,000円前後/月】
・格安SIMの場合は【約1,500円~4,000円/月】
このようになっています。
格安SIMの場合、月の携帯料金が高くても4,000円前後で抑えることが可能で、3大キャリアの場合と比較すると『約半額』になる計算です。
※オプションなどにより変動あり
プランの自由度が高い
格安SIMはキャリアの携帯に比べてプランの『自由度』が非常に高いです。
例えばギガ数と呼ばれるデータ通信料を自分の生活スタイルに合わせて決めることができ、その種類も豊富です。
月に『5ギガ・15ギガ・20ギガ・50ギガ・100ギガ』など多くのギガ数から選択することが可能です。
一部キャリアでは”データ使用料無制限”のプランがあったりもします。
また、通話をよくする人向けに通話オプションをつけることも可能です。
それらプランを申し込み画面から簡単に選び自分好みのプランを組むことが可能です。
2年や4年といった縛りがない
大手キャリアで多くある2年や4年間など契約の『縛り』がほとんど存在しません。
その為、いつどのタイミングで解約しても違約金が発生したり難しい手続きが必要ありません。
この『違約金』というものがネックになって大手キャリアから中々移動できないなんて人も多いと思います。
格安SIMの場合はそういった、解約することへの心理的ストレスやプレッシャーがないため自分に合わななければ簡単に別のキャリアに移動することができます。
なので、格安SIMからのキャリア変更は手軽に行うことができるということです。
※一部キャリアでは1年縛りなどがあるので注意が必要です。
しっかりと契約内容を確認したうえで解約等の手続きを行いましょう。
格安SIMのデメリットについて
ここからは格安SIMのデメリットについて解説していきます。
キャリアメールが使えなくなってしまう
格安SIMでは、『キャリアメール』と呼ばれるキャリアの名前が入ったメールアドレスを使用できなくなってしまいます。
【キャリアメールとは】
キャリアメールとはキャリアが独自に持つメールアドレスのことを言います。
例えば『@softbank.ne.jp/@docomo.ne.jp』このようなメールアドレスのことをキャリアメールと言います。
これらが使えなくなってしまいます。
普段からキャリアメールを頻繁に使用する方や、キャリアメールでサイトやアプリの登録を行っている方は設定を変更する必要があります。
手間ではありますがグーグルなどが提供するフリーアドレスに変更する必要があります。

音声通話をしすぎると料金が余分にかかる
格安SIMでは『音声通話』をしすぎると料金が余分にかかってしまいます。
3大キャリアでは通話オプションが充実しており、かけ放題プランや通話から5分間無料など音声通話に対して手厚いオプションが存在しています。
しかし、格安SIMではそのような音声通話に対する充実したプランがあまりありません。
基本は【30秒/20円】というキャリアが多く、せっかく携帯料金を下げても通話料金のせいで家計を圧迫されかねないので注意が必要です。
しかし、最近の格安SIMは通話オプションが充実してきていてこの問題は解決され始めています。
また、LINEなどのアプリを使用し電話することでも音声通話料金を削減することが可能です。
デザリング不可の機種も存在する
使用する携帯機種によっては『デザリング』が使用できない場合もあります。
【デザリングとは】
デザリングとはスマホやタブレットをモデム化することで、PCや他のスマホやタブレットをインターネットに繋ぐ親機にできる機能です。
Wi-Fi端末が無くても携帯やタブレットがWi-Fiを発信してくれます。
このデザリングという機能が使えない場合があります。
格安SIMキャリアと使う機種の相性によってデザリングが不可の場合も多くあります。
そのような事が起きないように
・どこの格安SIMを使うのか?
・なんの機種を使うのか?
を確認したうえでデザリングが使えるのかどうか調べるようにしましょう!
店舗サービスやアフターサービスが手薄
格安SIMの多くは実店舗がない場合が多く、店舗サービスがそもそもなかったりアフターサービスが『手薄』の場合が多いです。
3大キャリアでは多くの実店舗が存在していて困ったことがあれば店舗に行くことですぐに問題を解決することができます。
しかし、格安SIMの場合は実店舗がないケースが多いためネットを介して「メール・電話」を使用して問い合わせる必要があります。
問題解決までのスピード感がかなり違ってくるので人によっては”心配”ともう方もいるかもしれません。
しかし最近では、実店舗を持つ格安SIMキャリアも増えてきています。
例えば『UQモバイル・楽天モバイル・Yモバイル』などが挙げられます。
また問い合わせ方法もいくつかあり
・メール
・電話
・チャット
などで問い合わせが可能な格安SIMもあります。
チャットは文面で非常にスピーディーな対応をしてくれるので、お勧めのお問い合わせ方法と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、変更前に知りたい『格安SIM』のメリット&デメリットについて詳しく解説してきました。
格安SIMの基本的な部分からメリットやデメリットをいくつも挙げて説明したので、格安SIMを検討中の方にはとても役に立つ内容だったかと思います。
メリットやデメリットに書いた内容は、今後格安SIMを少しでも考えている方には絶対に知ってもらいたい内容となっているのでしっかりと頭に入れておきましょう。
皆さんも変更前の参考にしてみてください!